ブーンブーン、雨水を好むイヤ〜なあの虫
刺されたときのかゆみはもちろんのこと「ブーン、ブーン」と嫌な羽音をたてる「蚊」。
実はこの梅雨の時期から夏場にかけてが、一番の活動期となるのです!
この厄介者の「蚊」ですが、雨水が大の好物というのはご存知でしょうか?
スッキリしない天気が続くこの時期、自分でも気付かない間に蚊の住みやすい環境にしているかもしれません……。
今回はそんな蚊を極力発生させないために、その習性や私たちが気をつけなければいけないことをご紹介いたします。
「虫なんて見たくない!」なんて方でも大丈夫です!筆者も大の虫嫌いなので、蚊の画像は一切ありませんよ♪
蚊について知ってみよう!
蚊というと吸血するというイメージがありますよね?蚊にはオスとメスが存在し、どちらも長い口を持っています。しかし吸血するのはメスだけなのです。
メスは卵を産むために吸血する必要があり、吸血の必要のないオスは花の蜜などを吸って生きています。
ミツバチのように蚊に受粉を手助け貰う植物も存在しているので全ての蚊が全滅!!というわけにもいかないようです……。
蚊の繁殖に適した気温は25度から30度と言われています。種類にもよりますが、10日ほどで成虫となり、その後20〜40日に寿命を迎えます。
そんな短い一生の中で、メスの蚊の吸血は4回〜6回ほどだそうです。しょっちゅう血を吸っているイメージがありますが、意外にも少なめですね。
蚊の大好物、雨水
ぐずついた天候が増えるこの時期、ついついバケツに溜まる雨水などを放置してはいませんか?
実はこの雨水は、蚊が好んで産卵をする場所にピッタリなのです。
「ちょっとなら問題ないでしょ」と思っていたら大間違い!実はペットボトルのキャップ一杯でも幼虫(ボウフラ)が発生するといいます!!
ちなみにシンガポールでは、蚊の発生を促す行為を行うと罰金が課せられるといいます。これは蚊が原因となるデング熱などの伝染病の対策のため、シンガポールでは細かく厳しい制度を設けています。
さいごに
いかがでしたか?
雨水が大好きな蚊には、鉢植えの受け皿やバケツなどに溜まった雨水はこまめに捨てることを心がけてみてください。もし溜める必要がある場合は、フタをすると防ぐことができます。
雨が降った後には雨水が溜まってないか、こまめにチェックしてみてくださいね。