見るだけで癒される?食べないきのこ「きのこリウム」

木の枝 中程度の精度で自動的に生成された説明

梅雨独特のジメジメ感……。

あまり人には好まれないこのジメジメ感を大好物にしているのが……「きのこ」です!

きのこは梅雨時期のジメッとした環境が、特に育ちやすいとされています。

 

きのこというと食べ物というイメージがありますが、最近では観賞用としてひそかに話題を呼んでいるのです。

その名も「きのこリウム」!

 

「きのこリウム」とは

きのこリウムと聞くと、ピンとくる方もいるかと思いますが「きのこ」と「テラリウム」を合わせたネーミングになっています。

ガラスの容器や水槽の中できのこを栽培するのですが、この見た目がとても幻想的だとして話題を呼びました。

写真はもちろんのこと、タイムラプス動画として成長過程を映像でも楽しめてしまう魅力を秘めています。


 「きのこリウム」の誕生

「きのこリウム」が誕生する前から、自宅で簡単にきのこを栽培できるキットが存在していました。しかし、それはあくまで食用として……。

そんな時、「水槽できのこを育ててみれば楽しいのでは?」と思いついた樋口和智さんは、2015年にSNS上で「きのこリウム」を公開したところ、幻想的かつ不思議な世界観がたちまち話題を呼んだのです。

 

水槽の中の幻想世界

ここで話題を呼んだ樋口さんのきのこリウムのタイムラプス動画をご紹介。

きのこと同じく湿気を好むコケの中から、ニョキニョキと生えてくるきのこ達。

水槽の中で小さな森が存在しているような、不思議な気持ちにさせてくれます

見るだけも良し!作って良し!

樋口さん以外にも、さまざまな方が趣味の一つとしてきのこを栽培し、いろいろな姿のきのこリウムをSNS上で見ることができます。同じものは一つとして存在しないので、きっと自分好みの作品があることでしょう。

現在では、きのこリウム栽培セットというものもが販売されているので、簡単に自分だけのきのこリウムを作ることもできます。

 

さいごに

人にはあまり好まれない梅雨のジメジメ感、そんな環境を小さな水槽で作り、育て、鑑賞できる「きのこリウム」。

森の一部を水槽に切り取り入れたような幻想的な世界は、不思議と心を癒してくれることでしょう。

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